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【中林】丸谷教授(芸術文化学部)最終講義

2016.02.23

ホコケンの母体?前身?の「自立支援機器研究会」の時から一緒に活動をしている芸術文化学部の丸谷芳正教授の最終講義が、23日高岡キャンパスでありました。

丸谷先生はホコケン以外でも富山県高岡市や氷見市でまちづくりに関わっておられ、最終講義には「地域の方」がたくさん来ておられました。改めて先生のお人柄を感じた次第です。

人が心身ともに健康で幸せに暮らすためには、「人の健康」「社会の健康」「まちの健康」の調和が重要ですが、先生に出会って「まちの健康」の重要性を学びました。安全で快適であることはもちろん、それが、その地域の文化や歴史に裏打ちされた「美しい風景」として表現・デザインされなければいけないことを、感覚として理解できました。ホコケン活動の目標の1つを『歩行補助車のある風景』と表現していますが、丸谷先生からの影響が大きいです。

大学は退官されますが、お住まいは引き続き高岡市のご自宅だと伺いました。これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします。

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100201_01.jpg100201_02.jpgホコケン一同を代表し、お花をお贈りしました。100201_04.jpg100201_05.jpg高岡キャンパス1階のギャラリーでは退官記念作品展が開催されており、丸谷先生の代表作である「たためる椅子」や「ホコケンカート1号機」が展示されていました。