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【中林】朝日町

2018.02.26

2017年9月から、富山県朝日町に『まちなかカート』が設置されています。今回は利用状況調査のため朝日町を訪ねました。

『まちなかカート』の設置場所は、役場玄関、総合病院玄関、なないろ館(観光施設)入口。車椅子や他の歩行器と並んでお席をいただいています。使っていただくと「歩きやすい」とのお言葉をいただけるのですが、見慣れないモノには手が出にくいようで、なかなか使っていたまでに至っていないようです。富山市中心街の社会実験でも同様でしたが、「カートを知ってもらうこと」の重要性を痛感しました。

朝日町は富山県の東端、新潟県との県境に位置する山と海に囲まれた自然豊かな町です。町のホームページには魅了や見所がたくさん紹介してあります。“春の四重奏と呼ばれる桜並木”“日本の渚百選に選ばれたヒスイ海岸”“朝日町発祥のビーチボール”等々。今年は例年になく寒さが厳しく、私たちが訪れた日もみぞれ交じりの雨のひでしたが、それでも、町の中に佇むと、ホームページの通り、春の色が想像できる素敵な町でした。春になったら再訪する予定です。

皆様も、是非、朝日町をお訪ね下さい。そして、桜並木、ヒスイ海岸に加えて、『まちなかカート』体験もよろしくお願いいたします。

また、景色以上に素敵だと感じたのは、町の総合計画のキャッチフレーズです。=“変えるんです”朝日町=こんな印象的で素敵な文言を見たことがありません。笹原町長さんの柔軟な自治体経営姿勢に感銘を受けました。

町長さんに『まちなかカート』を見出していただいたおかげで、今回の設置になったわけですが、ホコケンとしても、カートが朝日町にお役にたてるように、力を尽くしたいと心新たにした次第です。